アローラアイアンズ

 

はじめに

アローラ!ittoです。

今回は趣向を変えてusumシングルフリーでよく使っていたはがねタイプ統一の構築記事を書こうと思います。トリプルバトルを始める前からアローラ地方で遊んでいたので実は育成したポケモンの数はアローラ地方の方が多かったりします。確か剣盾が発売した後からシングルフリーに潜り始めていたのでレート時代のことはよく知りませんが...。

このはがねタイプ統一では数多くのポケモンが活躍していたため、いつもの6体パーティ画像では枠が足りません。どうしようかと考えた結果、

そうだ 打線、組もう

というわけで

こうなりました。

控えにはキリキザンアイアントがいるぞ!

ちなみにはがねタイプ統一を使い始めたのは4年ほど前なので構築を組んだ流れはよく覚えていません。

 

 

.........。

 

 

 

え!そんなに昔だったの!?

usumですらそんなに昔のものだということは(トリプルバトルの)最新作のorasは...。

...なんだか悲しくなってきましたが気持ちを切り替えて選手紹介に入ろうと思います。

 

以下常態。

選手名簿

1番 左翼手 エアームド

 

エアームドゴツゴツメット(がんじょう・ようき)

172(252)-100( )-161(4)-×( )-90( )-134(252)

どくどく/ちょうはつ/ステルスロック/はねやすめ

ぽけっとふぁんくしょん!
じめんタイプをなんとかする要因。ただしかたやぶりドリュウズはどくどくが入らないしつのドリルしてくるので不利。
最速なのはなるべく多くのポケモンの上をとってちょうはつを入れるため。特にステロあくびが厄介なカバルドンエアームドでなんとかする必要がある。
タイプ上かくとう技を受けれるががひこう打点は技スペの関係上入らなかったので実際のところは凄い有利というわけではない印象である。まあそれでもH振りだけとは思えない耐久があるので多分有利ではあると思う。ルカリオ(特に特殊型)は諦めて別のポケモンに任せましょう。

2番 二塁手 ナットレイ

 

ナットレイ@たべのこし(てつのトゲ・のんき)

181(252)-114( )-201(252)-×( )-136( )-36(4)

ジャイロボール/のろい/やどりぎのタネ/まもる

ぽけっとふぁんくしょん!
単純な性能の高さを目当てに採用した耐久の鬼。
のろいを積んで物理アタッカーを詰ませつつ高火力ジャイロボールを叩き込む。特防振りではないもののゲッコウガくらいなら相手に出来る点は非常に優秀。雨パにかなり強いのもポイントであり、メガラグラージの高火力と怯み祭りが全く怖くないのははがね統一でもそれ以外でも安心感が凄い。
不意のめざパほのおも1回ならなんとか耐えるのは頼もしい。また、まもるで様子見することも可能なので不意に焼かれて何もできず終わることも少ないので確実に何かしらできる点は優秀である。

3番 捕手 ボスゴドラ

 

メガボスゴドラ@メガストーン(フィルター・のんき)

177(252)-192(252)-276(4)-×( )-100( )-63( )

ヘビーボンバー/じしん/れいとうパンチ/けたぐり

ぽけっとふぁんくしょん!
対物理難攻不落要塞。タイプ相性の壁を数値の暴力でひっくり返す。
物理アタッカー全般をなんとかするのが主な仕事。火力もそれなりにあるので撃ち合いに負けにくい点もgood。
シンプルに強く非常に頼りになる存在だったがなぜ素早さに下降補正をかけているのかは自分でもわからない。普通にわんぱくで育てた方がいいと思う。

4番 一塁手 エンペルト

 

エンペルト@ヤタピのみ(げきりゅう・ひかえめ)

160(4)-×( )-108( )-179(252)-121( )-112(252)

なみのりれいとうビーム/みがわり/こうそくいどう

ぽけっとふぁんくしょん!
はがねタイプ統一の希少な高速アタッカー。...いや、高速と化すアタッカー。
俗に言うみがヤタ型であり、こうそくいどうと組み合わせて上からなみのりで押し流していく。特性げきりゅうの補正を乗せたなみのりはかなりの火力を持つ上に奇襲性能が高いのも強み。うまく決まれば3タテもしてくれる。
HPを4nに調整するためにHに4振っただけなため耐久力が低いのが欠点であり、こうそくいどうをどのように積むかが重要である。

5番 右翼手 クチート

 

メガクチート@メガスyuトーン(ちからもち・いじっぱり)

157(252)-172(252)-146(4)-×( )-115( )-70( )

アイアンヘッド/ふいうち/ほのおのキバ/つるぎのまい

ぽけっとふぁんくしょん!
超火力エースアタッカー。圧倒的な破壊力はシングルバトルでも健在。
つるぎのまいを積んで耐久ポケモンをまとめて粉砕するほか、後述のドータクンと連携してトリル下で暴れまわる役割もある。
ほのお打点があるのはクチートだけなので対ナットレイなどではクチートの扱いが勝負の鍵となる。
じゃれつくの外しが嫌なのでタイプ一致技はアイアンヘッドにしたが絶対にじゃれつくにした方がいいと思う。

6番 中堅手 ジバコイル

 

ジバコイル@イバンのみ(がんじょう・ひかえめ)

177(252)-×( )-135( )-200(252)-111(4)-80( )

10まんボルト/ラスターカノン/めざめるパワー/ミラーコート

ぽけっとふぁんくしょん!
対水タイプとテッカグヤを担当する要因。めざパは氷。
高火力で攻撃した後に頑丈で耐えてイバンのみを発動させてさらに追撃する。H振りなのでいい感じに2耐えしたあとにイバンが発動したりしなかったりする。実際、イバンのみを存分に生かして見事ドラゴン統一パ相手に3タテを収めていた。
ドヒドイデ入りのサイクルパ用にボルトチェンジが欲しかったのでラスターカノンを外してボルトチェンジを入れた方が良かったかもしれない。

7番 遊撃手 ドータクン

 

ドータクン@メンタルハーブ(たいねつ・のんき)

174(252)-109( )-184(252)-×( )-137(4)-34( )

しねんのずつきいわなだれひかりのかべトリックルーム

ぽけっとふぁんくしょん!
対ほのおタイプ最終決戦兵器であり、この構築のMVP。色々な組み合わせを試していたがドータクンだけは外さなかった。
何故かほのおタイプのメガ枠はかくとうとの複合だったりメガシンカが2種類あってどっちがくるかが読めなかったりするようなやつらなのでドータクンの責任は重大。じめんタイプと対面してしまった時に私はふゆうしてますよ〜感を出して強引にトリックルームを展開することも。
とにかくめっちゃ大事な役割を担っていたのでちゃんと耐久調整すればよかったと反省している。あとメンタルハーブはほとんど発動しなかったのでオッカのみを持たせてもよかったと思うが挑発無効のアドバンテージは大きいので難しいところである。

8番 三塁手 ドリュウズ

 

ドリュウズこだわりスカーフ(かたやぶり・ようき)

186(4)-187(252)-80( )-×( )-85( )-154(252)

じしん/アイアンヘッドいわなだれ/つのドリル

ぽけっとふぁんくしょん!
はがね統一の貴重な高速なポケモン
早く動いて欲しいのでスカーフを採用したシングルでは(多分)よく見る普通のドリュウズ。純粋に早いのでかなり頼りになったがこだわってひまうためドヒドイデ入りのサイクルパに出しずらかったりと一長一短。
かたやぶりなのでエアームドにもつのドリルを当てることができる。受けループを相手にする時はグライオンに気をつけてつのドリルを当てていきたい。
尚、スカーフアイヘと雪崩の怯みやスカーフつのドリルの連続命中で試合をひっくり返したことが何度もあった。流石型にとらわれないモグラ、格が違う。

9番 投手 ギルガルド

 

ギルガルド@ゴーストZ(バトルスイッチ・れいせい)

167(252)-×( )-71(4)-222(252)-70( )-58( )

シャドーボール/ラスターカノン/かげうち/キングシールド

ぽけっとふぁんくしょん!
自慢の耐久で攻撃を耐えてZワザで強引に相手を倒す要因。トリプルでの頼れる背中はシングルでも健在。
実質ABCD150は伊達ではなく弱点技もしっかり耐えてゴーストZでタイマンを制する。最遅なのはギルガルドミラーを制するため。
対物理アタッカーではキングシールドが非常に便利であり対メガバシャーモメガミミロップではキンシジャンケンを制していい感じに弱体化させて戦ってくれた。また、特防特化型ポケモンがいないため対特殊アタッカーも担当したりと幅広く活躍した。
色々なポケモンと戦えるので困ったら取り敢えず選出していた。めっちゃ便利。

代打 キリキザン

 

キリキザン@いのちのたま(まけんき・いじっぱり)

172(252)-194(252)-121(4)-×( )-90( )-75( )

はたきおとす/ふいうち/アイアンヘッドつるぎのまい

ぽけっとふぁんくしょん!
耐久型をなんとかする要因。特にはたきおとすが使えるのででポリゴン2に強めなのが素晴らしい。
素早さが低めなポケモンが多いので先制できるふいうちの存在が大きく、つるぎのまいを積み先制してバッタバッタと相手を薙ぎ倒す姿は圧巻。
単体としては強力ではあったもののシングルのはがね統一に放り込むとなるともっと適役がいるな…と思ったため構築入ることは少なめ。でも普通に強く無双しだすこともしばしばあったため代打ではあるものの活躍度合いはかなりのものである。

代打 アイアント

 

アイアントきあいのタスキ(むしのしらせ・いじっぱり)

134(4)-177(252)-132( )-×( )-68( )-145(252)

シザークロス/アイアンヘッド/ばかぢから/ハサミギロチン

ぽけっとふぁんくしょん!
まだ統一のためのポケモンを育成していなかった時に雑に放り込まれたアリ。
雑に入れられたため正直あまり活躍できていなかったがタスキ持ちなので先発として戦ったりハサミギロチンでワンチャンを作ったりと悪くはなかった。
命中不安が嫌なので特性はむしのしらせにしたが思ったより火力がなかったので絶対にはりきりにした方がいい。あとシザークロスは全く使わなかったのでタスキを盾にほのおタイプに足掻くためのいわなだれを搭載した方がいい。
取り敢えずこの記事を書き終わったらとくせいカプセルを使います。

スカウトできなかったポケモン

ヒードラン

ほのお技を受けられるのでめっちゃスカウトしたかったがメインロムがウルトラムーンなので捕獲できなかった。一応ウルトラサンも持っているが、捕まえるのを後回しにしていたらネット環境がなくなってしまった。

テッカグヤ

色々な型が考えられるのでいい感じに弱点を補う型を考えていたが結局思いつかないままネット環境が終わってしまった。が、この記事を書いているときに特殊受けがいなかったことに気がついたのでとつげきチョッキ型がよかったのではないかと思う。

基本選出

感覚でポケモンしてる人間なのでそんなものはない。その時その時の感覚に従うのみ。

キツそうで意外となんとかなるポケモン

ルカリオ

はがねタイプ仲間をかくとう技で粉砕しようとしてくる酷いやつ。

ただし汎用性の高いギルガルドが圧倒的に有利なのでむしろ絶好のカモである。あくのはどうで怯ませてきたら泣きましょう。

あとはタイマンならクチートやスカーフドリュウズ、物理型ならボスゴドラでなんとかなる。わるだくみを積まれてワロス玉やしんくうはで粉砕されたら泡を吹いて倒れましょう。

ランドロス

高水準の数値とじしんが非常に厄介。シングルでもコイツは圧倒的に強い。

ただしナットレイエアームドで意外と簡単に止められるので割となんとかなる。ボスゴドラも一応戦える。

ただしシングルのランドロスは型が多くまれに撃ち落としてきたり剣舞してじしんやばかぢからしたりしてくるため油断は禁物。

キツイポケモン

キノガッサ

シングルらしいポケモン。s70から眠らせてくる。しかもトリプルと違いなぜか1vs1なのでそのままボコられる。

キノガッサのためにエアームドを最速にしたのでエアームドで対処するのが基本。キノガッサからは有効打がないギルガルドに任せたり、シングルのキノガッサはかくとう技がマッハパンチだけのことが多いのでナットレイで無理やり突破したりもする。

ただし眠らされて裏のエースに積み技を使われてそのままボコられる危険があるため普通に危険。あとポイヒガッサは絶対無理。

カバルドン

こちらもトリプルではあまり見ないシングルらしさを感じる高耐久起点作成ポケモン

ちょうはつとどくどく持ちのエアームドで簡単に止められる他、ナットレイのやどりぎでチマチマ削ったりエンペルトで押し流したりと対処方は割とある。

ただし弱点付いても耐えてくるような化け物なのでエアームドが出せなかったら何かしらの仕事はされてしまう。カバルドンはなんとかなっても裏のエースに粉砕される可能性は十分すぎるほどあるので危険度は高い。

尚、某じめん複合のモグラカバルドンにつのドリルを当てて強引に突破し、裏のエース共々貫く事例が多発した。先制して一撃必殺するその姿はまさしく某猫3人衆そのものであった。

カプレヒレスイクン

耐久型水タイプ。

単純に有効打が少なすぎる。技スペが足りないせいでナットレイに草技がないのでかなり厳しい。エアームドのどくどくは眠って回復されたりミストフィールドで無効化されたりとやっぱり厳しい。キリキザンはなんとか戦えるがスイクンにねっとうで焼かれるし、そもそも構築入りしていないことが多い。クチートにじゃれつくを搭載しなかったことを一番悔やんだのはコイツらに遭遇した時。

コイツらがいた瞬間ジバコイルの選出は確定する。

尚、某常識に囚われないモグラはコイツらを裏のポケモン共々つのドリルで貫き試合をひっくり返していた。その様子ははまさしく某緑の巫女そのものであった。

ドヒドイデ

耐久水タイプという特徴は上記の2名と同じだがさいせいりょくを活かしたサイクル戦が非常に厄介なため危険度はドヒドイデの方が圧倒的に高い。

キリキザンはなんとか戦えるが例によって構築に入っていないことが多いので、ドヒドイデがいる構築にはジバコイルを選出しないと誇張抜きで詰む。どくどくも効かないし。

じしんが抜群で入るものの某モグラはスカーフなので裏に引かれると厳しい。と、いうわけでやっぱりつのドリルに頼ってしまう。そして裏から出てきたポケモンに当然のように当てるその姿はまさしく某当たり前な体操そのものであった。

ほのおタイプ

エンペルトドータクンと猫で早苗さんなcowcowモグラ以外は基本不利。そのエンペルトも型は前述の通りで耐久が低め、猫で早苗さんなcowcowモグラも先制されて焼かれてはひとたまりもない。

尚、1人1人挙げるとキリがないのでここでは特に重い3銃士を挙げる。

ウルガモス

ちょうのまいを許すと全てが崩壊する。ドータクントリックルームいわなだれや猫で早苗さんなcowcowモグラいわなだれで早急に処理するかこうそくいどうを積んだエンペルトでなんとかしたい。

バシャーモ

ドータクン以外はほのお技とかくとう技のどちらかで突破される。加速するのでエンペルトや猫で早苗さんなcowcowモグラも上から突破される。ドータクントリックルームで切り返しを狙ったりキングシールドじゃんけんやボスゴドラでなんとかしたい。

だいもんじやオーバーヒート、ワロス玉が飛んできたりしたら全てが崩壊する。回避を祈るかドータクンに全てを託しましょう。

リザードン

シングルではXもYもよく見かける。どっちなのかによって対処法が変わるためリザードン検定を外すと大変なことになる。尚、どちらかを当てることが出来たとしても相当厳しいものとする。

Xはドータクントリックルームいわなだれで切り返してボスゴドラギルガルドで上から攻撃させてなんとかする。もしくはギルガルドが攻撃を耐えてゴーストZを当てるのを祈るくらいしかできない。

Yだとひでり下のほのお技で全てが終わってしまうの猫で早苗さんなcowcowモグラいわなだれを通すかがんじょうを盾にしたジバコイルの10万ボルトで削る、もしくはドータクンが耐えてくれることを祈るしかない。選択肢が多い分こっちのほうがまだマシだがどっちにしろキツイ。

また、リザードンを出される前にエアームド、または気分でひかりのかべから変えたドータクンステルスロックを入れられるかどうかが重要な鍵となってくる。ただしドータクンは大事に扱いたいのでエアームドステルスロックを展開するのが理想である。

まぁ長々と書いたが簡潔にまとめるとリザードンが重すぎる!ということである。書いていて一番可能性がありそうなのはシザークロスをいわなだれに変えたタスキアイアントっぽいなと思ってきた時点でもう色々と無理である。リザードン入り構築相手にも一応勝てたりはしたのでみんなよくやってくれたよ...。というか上記の方法以外でもなんとかしていた記憶があるのだがよく覚えていない。どうやって勝ったんだっけ...。

ヒードランがスカウトできれば格段に楽になったのだろうが...。

 

以下敬体。

おわりに

改めて文字に起こすとトリプルバトルとは全く違いますねぇ...。はがねタイプ統一というのもありますが、バシャーモリザードンXに苦しむのはシングルバトルならではと言えるのではないでしょうか。

前述の通りかなり使い込んでいたのでトリプルバトルで使ったどの構築よりも使いこなせるまであると思います。

結構長い間使っていた愛着のある構築なので振り返るのは純粋に楽しかったです。また彼らと戦いたいのでオフ会などで機会があればリザードン対策を仕込んで再び使いたいなと思います。

ここまで見ていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 

Special Thanks!

打線ったー様

ぽけっとふぁんくしょん!様

ニンテンドー3DS